このたびの地震にて被災された方々、何を言っても災害地の苦労は総て解りかねますが、大変なご苦労をなさっているのだと、報道を見ているだけで胸が苦しくなる想いです。
私は趣味にサーフィンをするのですが、以前友人と仙台新港や荒浜、福島県の北泉など、何度か東北の地に足を運んだ事があります。
素敵な景色と冷たいですが素晴らしい海、美味しい食事等、私にとっては楽しい思い出がいっぱい詰まった場所です。そこでやさしく出迎えてくれた民宿の方々や、熱くサーフポイントを教えてくれた地元のサーフショップの方々、楽しそうに波と戯れる地元のサーファーの皆さん・・・。
それが今回の震災でTV画面から流れてくる景色や地元の方々の表情は私の記憶とはまったく変わってしまいました。
千葉にいて私達にできる事、それは来院される患者にはご迷惑おかけいたしますが院内の節電、場合によっては診療時間の短縮、寄付、色々あるとは思います・・・。ですが、私にできる一番の事は、今ここに生活できる喜びを感じる事だと思います。
住む家があり、食べ物があり、一緒に笑える友人がいて、わがままばかり言う家族がいて、愛する人がいて、日々追われるような仕事があり、暖かいお風呂があり・・・。
今回の被災地の方々の苦労を考えると被災地で生活していない私は、なんて恵まれた環境(もっとも停電や電車の遅れやガソリン不足はありますが大したことではありません)にいるのかをつくづく感じます。
みんな日本という小さな国に住む仲間です。これからの、日本という国にとって被災地の復興、経済状況、原発の問題、解決しなければならない課題が山ほどあると思います。
それが決して他人事で終わらず、私達みんなの問題だと認識して、政治家まかせ、国まかせ、他人まかせではなく、今こそ私達一人ひとりが国のために、人々のために何ができるかを問われてきているのだとおもいます。
まずは日々私達に与えられた職務を全うし、風評被害を自らが撒き散らさぬよう冷静に行動し、一日も早く被害の少ない地域の人たちが平穏な日常を取り戻す事が何よりも被災地の復興の近道なのではないかと私は思います。
また再び、仲間達と東北のあの素晴らしい景観でサーフィンができるよう応援しています!
このたび、東北地方太平洋沖地震にて被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
郁栄会 理事長 久保木智之
